一戸建てとマンション 買うならどちら?

一生最大の買い物である我が家、一戸建てかマンション悩みますよねー。
私も商売柄、よく相談される内容です。

結局はライフスタイルの問題なのですが、買ってから後悔することのないよう、販売業者が伝えない盲点を紹介しておきたいと思います。

マンションの盲点

修繕積立金:将来必ず実施する大規模修繕に向けての積立て金。マンションを売っても返却されず、積立て損となる。

価値の下落が早い:マンションは一戸建てに比べ、価格に建物が占める割合が多いので、土地価格が一定と仮定すれば、価値の下落が大きい。評価額が低ければ、銀行から融資を受ける際などに担保能力が低くなる。

年数が経つと売れない:30年ほど経つと設備は陳腐化し、地域によっては住民が老人ばかりとなり、誰も買ってくれない不良物件となる可能性がある。一戸建ての場合は、建物を解体し、更地とすることで販売しやすくなる。

一戸建ての盲点

貸しにくい:将来、他人に貸そうとした場合に古い戸建ては、設備やら配管やらのあちこちで経年劣化が発生し、常に修繕を要求される恐れがある。マンションの場合は、共用部分などは管理組合が対応してくれる上、リフォームが簡単なので、賃貸してもローコストですむ。

地震保険料の負担:台湾の地震で崩壊した欠陥マンションは論外であるが、最近の分譲マンションは耐震強度に優れている。その点、一戸建ては構造上、揺れをダイレクトに受けることは否めない。そのため、地震保険に加入する人が増えているが、この保険料が年々上昇しており、家計をかなり逼迫している。

地域の人間関係:マンションであれば、社宅などでない限り、さほど隣人やマンション内での付き合いはする必要がない。しかし、一戸建てはなかなか難しい。自治会などの地域コミュニティへの参加は、そこで生活するならば無視はできないものであるし、分譲地内であれば、その住民たちとは毎日顔を合わさざるを得ません。
事件にもなった騒音おばさんなどが隣に住んでいようものなら、もう人生真っ暗ですね(~_~;)

その他にも、買うときには分からなかった様々な不都合が出てきますので、いろいろなリスクを想定して、家族でここまでなら許容できるという話し合いをしてから決めたほうがいいですね。
これからは空家や空室が増えてきますから、生涯賃貸でという選択も悪くないかもしれません。

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